■キャラバンサライ
ガニシュには、昔のシルクルートの一部が残っています。
そして、そのシルクルートを旅する商人達がガニシュを訪れた際、体を休める場所として利用していたのが、
現在もガニシュの貯水池のほとりにある、キャラバンサライ(商人宿)です。
このキャラバンサライは、訪れた人々が誰でも自由に、そして無料で利用することができ、
さらには、客人を歓待するというこの地の文化から、食事なども無料で振る舞われていました。
ここからはガニシュの貯水池を見下ろすこともでき、
シルクルートを旅する商人達は、その穏やかな景色を見ながら、旅の疲れを癒していたのではないでしょうか。
現在は、このキャラバンサライを宿として利用することはなく、かつての商人宿としての賑わいを見ることはできませんが、
ガニシュの子供達が遊び場として利用しており、毎日元気な声が聞こえてきます。
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